家庭教師の需要の現状


 現在、インターネットで家庭教師を探すとき、「完全サポートができる業者に依頼」か「個人の先生を探す」かのどちらかになっているようです。結果、紹介型の業者は衰退していくことが考えられます。
また、一般的に言われる「家庭教師アルバイト」は、実際、アルバイト形態をとっている家庭教師センターは稀で、ほとんどのセンターは先生との間で「業務提携」の契約を交わしています。
このような家庭教師業界の現状と問題点や最近の需要、家庭教師として働くメリット・デメリットなど確認していきましょう。

◆家庭教師業界の現状
ご家庭で家庭教師を依頼したい場合、
 ➀人づてに知り合いや大学生に直接頼んで家庭教師になってもらう方法
 ➁民間の家庭教師派遣センターを利用する方法  
この2つの方法に分かれます。
金額的に負担が少ないのは➀の方法です。しかし、身近に依頼してもいい該当者を探すのは難しく、なおかつリスクもあります。そのため、➁の家庭教師派遣センターに依頼することが大多数のようです。1対1で教えるスタイルの家庭教師型指導は、集団教育の欠点を補う形で定着し、安定してきているようです。
また、家庭教師業界は小・中・高を対象とした進学向けと、更に、音楽・美術などの「趣味」、キャリアップのための「資格」、グローバル化に対応する「語学」を大人向けに家庭教師サービスを開始し評判となっています。

◆家庭教師業界の問題点
教育業界は、少子化の影響で子供の数が減少傾向にあり大変厳しいものとなっています。
その影響で、集団教育をしてきた学習塾が低迷傾向に陥っているため、次の策として、個別指導型の家庭教師に注目が集まり、業界内の競争が激化しています。
また、家庭教師として働く場合、ネットなどから応募すると、数日後、面接する旨の連絡があります。通常、面接によって適性を診断され採用と決まれば次に研修に進むのが本来の手順です。しかし、派遣センターによっては、面接のみで研修を行っていない事など家庭教師のレベルに対する疑問もあるようです。

◆家庭教師で働く人材の需要
家庭教師業界全体では、以前と比べ市場が拡大し需要も大きく伸び、派遣会社や仲介業者もその分増えてきています。
そこで、需要が増えれば当然働き手の供給も増やさなければなりませんが、現状、その需要に対して働き手の供給側の態勢が整っていない状態が続いているようです。
学校が集中する都市圏ならともかく、他の人口の少ない地域では人材の確保は難しいもの。
すると、人材不足を解消するために家庭教師になる条件が緩んでしまい、一定の基準を超えていれば誰でも家庭教師になれてしまいます。


◆家庭教師として働くメリット・デメリット
教えることが得意と言う人に最適な職種が家庭教師です。しかし、実際に働いてみるとメリット・デメリットは必ずあるもの。それぞれ見ていきましょう。
➀家庭教師として働くメリット
・時間や日程などが調整できる。
・相手に合わせて教えられるので、教えた実感が湧く。
・相手の家族とも仲良くできることも。
・点や模試の順位が上がると時給交渉しやすい。
 
生徒の自宅で勉強を教える家庭教師の最大のメリットは、スケジュールなどある程度自分と受
け持った家族との間で決められることです。

➁家庭教師として働くデメリット
・教材など全て自分で用意しないといけない。
・相手の家族との関係に気を使う。
・都合によってすぐクビになることもある。
・相手の都合で急に休みになったりする。

もし、派遣センターを通していない直接契約の場合、金銭面などのトラブルが発生した時に大変な思いをすることも。


家庭教師の需要は伸びていますが、家庭教師として働く場合は、いかに子供に勉強を分かりやすく教えることができるかが重要。そのため、教え方の技術に対しては相当な努力をしないと保護者に不信感を与えてしまうこともあるのです。
家庭教師の依頼を考えている方が、依頼して良かったと感じてもらえる努力は必要です。